CBR1100XX Customization HONDA CBR1100XX 2001 灯火類LED化特集ページ

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■ノーマルのリアコンビネーションランプとターンシグナル
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  • 通常バイクはスモール灯/ブレーキ灯用バルブでナンバー灯を兼用しますので、スモール時とブレーキ時でナンバーの見え方が変化してしまいます。ただ、ブレーキをかけたときの被視認性は(ナンバーの明るさも変化するので)比較的良いかもしれません。
  • ブラックバードのリアコンビネーションランプは上下2段になっていて、21W/5Wのバルブを2個装着します。従って、ブレーキ時には50W以上の電力を消費します。電力は食いますが、導入時のコストパフフォーマンスでは電球の圧勝ですね。2個で数百円ですから。
  • ターンシグナルには21Wのシングルバルブが使用されています。ブラックバードは01年式より、前後のターンシグナルがマルチリフレクター化されており、直視すると目を痛めそうなくらい明るく光ります(見るなって)。

■LED化したリアコンビネーションランプ
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  • スモール灯/ブレーキ灯用LEDには、TAIWAN OASIS TOL-50aURsCEaを152個 (上段72個、下段80)個使用しました。
  • ナンバー灯用LEDには、日亜化学工業 NSPW510BSを6個使用しました。
  • ブレーキ時の明るさはノーマルバルブにまったく引けをとりません。真後ろでは、むしろLEDの方が明るいです。直視すると・・・(だから見るなって)。
  • このコンビネーションランプは、横からバルブのフィラメント部分が見えない構造になっているので、LED化後の横からの明るさも同等以上です。
  • ナンバー灯はスモール時とブレーキ時で電流値を変えていませんので明るさは変化しません。四輪車のようですネ。
  • LEDの光り方は立ち上がり・立ち下りがシャープ、かつ発色も良いので、何だか洗練されたような感じを与えます。
  • 以前はブレーキ灯点灯時にホーンを鳴らすとショボイ音しかしなかったのですが、LED化後は元気な音で鳴るようになりました。

■LED化したリアターンシグナル(Ver.1)
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  • Kingbright FluxLED L-7676CSYC-H 12個 + SANDER SDL-5N3TY 8個を使用して、「しまりす堂」さん謹製のテール/ストップ・ウインカー球をマネっこして作ってみました。
  • 明るさは実用上ほとんど問題ないと思いますが、ノーマルバルブ(21W)と比べてしまうと暗く感じます。昼間ターンシグナルに直射日光があたると、見る角度によってはよく見ないと点滅が判らないときがあります。
  • LEDの光はうまくリフレクターに反射されて、ターンシグナル全体が発光しているように見えていい感じです。近くで見るとLED発光部分の粒々が見えます。これもまたキレイです。
  • SANDER SDL-5N3TY 8個の代わりにKingbright FluxLED L-7676CSYC-Hを4個使い、全側面発光仕様を再製作してみようと思います。

■LED化したリアターンシグナル(Ver.2)
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  • Kingbright FluxLED L-7676CSYC-H 16個 + SANDER SDL-5N3TY 8個を使用して、リアターンシグナル バージョン2を製作しました。
  • FluxLEDは4個1セットで45度ずつ角度をつけ、扇形に(中心軸を取り囲むように)4セット片面配置しました。SANDERはその裏側に8個まとめて配置しました。特に参考にしたものはなく、思いつきで製作したので、ずいぶんヘンテコリンな形になりました。
  • 左側の点灯画像はFluxLED側を手前にして装着したものです。ターンシグナル全体が発光しているように見えていい感じです。LED発光部分の粒々が前作よりたくさん見えていてキレイです。
  • 右側の点灯画像はSANDARを手前にして装着したものです。左側と比べて暗く写っていますが、実際の明るさは若干左側の方が明るい程度で大きくは変わりません。ただ、ターンシグナル先端のリフレクターにLEDの光がうまく当たっていないようで、そこは暗くなっています。
  • FluxLED側を手前にして装着したもの(左側画像)は、前作のバージョン1より明るいように思えたので、これを左側のターンシグナルに採用することにしました。時間があればLEDの光を拡散するキャップをSANDARに被せてみて、どれくらいリフレクターに反射される光量が変化するのかを試してみたいと思います。
  • この時点でバージョン2は1個しか製作していませんでした。同じものをもうひとつ作るのも芸がないので、更なる明るさを求めてバージョン3を製作する事にしました。みごとに「しまりす堂」さんの術中にハマッたわけです!

■LED化したリアターンシグナル(Ver.2.1)
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  • 秋葉原の秋月電子通商でLED光拡散キャップを調達してバージョン2のSANDERに被せてみました。リフレクターに反射される光量の変化(増加)を期待しましたが、残念ながら体感できるほどの変化はありませんでした。
  • ターンシグナルの先端部分が心持ち明るくなったような気はしますが、全体の光量が大きいためか、LED光拡散キャップの効果はよくわかりませんでした。
  • 手持ちのデジカメでは、新旧の点灯時の微妙な違いを比較できような画像は撮れませんでした。
  • LED光拡散キャップはメーター照明など、ごく少ない数のLEDで構成される照明に効果があるのかもしれません。

■LED化したリアターンシグナル(Ver.3)
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  • Kingbright FluxLED L-7676CSYC-H 24個を使用して、リアターンシグナル バージョン3を製作しました。
  • FluxLEDは4個1セットで15度ずつ角度をつけ、扇形に(中心軸に沿って)6セット配置しました。全体で球形に近くなるようにして、広い方向に光を発するようにしました。
  • バージョン3ともなると、整流ダイオードや抵抗器、配線などパーツの配置もそれなりに上手くなり、審美的なことを考える余裕も多少出てきました。カナリ美しい形をしていると自画自賛してしまいました。明るくなければ意味ナイですが・・・
  • ただし、この形は幅が広いので、バルブを後ろの穴から差し込む方式のターンシグナルには(穴に支えて入らないので)使えません。
  • 点灯してみたところ、ターンシグナル全体がこれまでの中で一番明るく光るように感じられました。もっとも、FluxLEDを24個も使用しているから、バージョン1の倍ほど明るいかと言えば、残念ながらそこまでは明るくはありません・・・
  • このバージョン3を右側のターンシグナルに採用することにしました。
  • 次はフロントターンシグナルの製作にかかりたいと思いますが、カミさんが「18年も連れ添ってきて初めて知ったけど、あんたデンキオタクだったのね」的な視線がビシビシ飛んで来ますので、完成までにはしばらくかかりそうです・・・

■LED化したフロントターンシグナル&ポジションランプ
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  • Kingbright FluxLED L-7676CSYC-H 20個を使用して、フロントターンシグナルを製作しました。
  • FluxLEDは4個1セットで先端の1個のみ15度の角度をつけ、中心軸のまわりにに5セット配置しました。
  • 明るさはノーマルバルブ(21W)と比べてしまうと暗く感じますが、光量そのものは十分で被視認性は問題ないかと思います。近くで見るとマルチリフレクターの効果でLEDの発光点がキラキラ輝くのが見えてキレイです。
  • フロントターンシグナルのLED化と同時に、もともとシングル球だったものをダブル球化(ソケット交換及び配線加工)して、ウインカーポジションランプとしても機能するようにしました。
  • A-Bright FluxLED AL-50-30UW1C 3個を使用して、ポジションランプを製作しました。
  • リフレクターの形状に合わせて、上下のLEDを後ろ向きにし、真ん中のLEDを前向きにしました。上のLEDの光はハイビーム(下)側のリフレクターを照らし、下のLEDの光はは直後のリフレクター(熱避け)に反射して前を照らします。真ん中のLEDの光は直接前を照らします。
  • 市販されているLEDウェッジ球とは比べ物にならない明るさです。LEDに照らされているハイビーム(下)側のリフレクター全体が青く見えていますが、これはハイビームに使用しているバルブ(アブソリュートホワイトハロゲンバルブ)が青でコーティングされているためで、ポジションランプのLEDの光そのものは純白です。

■LEDサイドウインカー
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  • SANDER SDL-5N3TY 8個を使用して、サイドウインカーを製作しました。
  • サイドウインカーケースは、プロトエアロフラッシュタイプBスクウェアータイプを使用し、その15Wウェッジ球部分をLEDに変更しました。
  • LEDはすべて横に向けて配置したので、真横から見たときはそれなりに明るく、保安基準(サイドウインカーは30メートルの距離から昼間点灯が確認できなければならない)をなんとか満たしそうです。
  • しかし特に拡散処理をしていませんので、前後から見ると15Wウエッジ球に比べて相当暗くなってしまいます。
  • サイドウインカーの作りは必要十分な品質といった感じで、LEDを使うことは考えられていないようであり(あたりまえか)、リフレクターも小さく、LEDとの相性はあまり良くないようです。
  • もっとも、サイドウインカーのケース自体は大きめなので、もっと多くのLEDや他種類のLEDを配置することも可能です。今回は余り物のLEDを使って製作した都合上、これ以上のLEDを配置できませんでした。

■LEDリアマーカー
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  • 高輝度青色LED1個を使用して、リアマーカーランプを製作しました。
  • LEDは金属製のブラケットに収め、太めのボールペンの軸を利用してシートカウルにハウジングを製作し、LEDの光軸が水平になるよう後ろ向きに装着しました。
  • 市販の電子工作キットを使ってLEDを点滅するようにしました。点滅のサイクルは一瞬の点灯の後、約3秒消灯するようにしました。画像をクリックするとLEDリアマーカー点滅時の動画が見られます。
  • 電源はスモールライトから分岐したので、スモールライトを点灯すると点滅を開始します。配線を変更してブレーキライトから分岐すれば、ブレーキライト点灯時に点滅を行うこともできます。
  • 夜間は目立ち度大で、後方からの被視認性の向上に役立つことウケアイです。
  • だたし、ウインカー以外の点滅式の灯火は保安基準を満たさないらしいので、同じような事をされる方は自己責任でお願いします。

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