1400GTR Customization KAWASAKI 1400GTR 2008

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破損部分を補修 プラスチック溶接機 ヒンジ破損部分
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ロックメカニズム新品 ロックメカニズム新品 補強用プラスチック板
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補強用プラスチック板貼り付け ロックメカニズム取り付け K5トップケース復旧

実施日: 2024/12/19
総走行距離: 101,292km

2009年11月にトップケースとして導入したクラウザーK5ケースは、2012年3月にフタをロックするロックメカニズムが破損して閉じたフタがロックできなくなった。そこで補修用部品として流通していたロックメカニズムを取り寄せ交換して復旧した。それから12年8か月後の今年11月上旬、またロックメカニズムが破損してフタがロックできなくなった。K5ケースはケース下側に取り付けたロックメカニズムのツメをケース上側のフタに引っ掛けてロックするが、このツメを構成する樹脂パーツの一部の幅が狭く破損しやすい。前回・今回ともその部分が破損した。

筆者の年齢では1400GTRに乗れるのはあと数年といったところだが、あと数年乗るのであれば修理する必要がある。復旧するにはまたロックメカニズムを取り寄せて交換しなければならない。クラウザー社は1997年頃にはヘプコ&ベッカー社の傘下となっていたが、クラウザーブランドは既に終息してしまったようで、現在ではK5ケースを含むクラウザー社のケース製品はすべてディスコンとなっている。ただし補修用部品はまだ供給されているようなので、ロックメカニズムを取り寄せることのできる通販サイトをインターネットで調べてみた。

海外ではヘプコ&ベッカー社のメーカーサイトユーロネットダイレクト、国内ではモノタロウで入手可能なことがわかった。海外から取り寄せると納期は少なくとも数週間はかかる。一方モノタロウは発注前に「在庫あり」となっていた。できるだけ早く復旧したいこともあり、価格は他よりかなり高かったものの発注することにした。ところが発注後にこの注文は「取り寄せ品」に変わり、納期は1.5ヶ月、しかもキャンセル不可となってしまった。それならヨーロッパに発注した方が価格は20%以上も安く消費税はかからないし納期も短かったが、キャンセルできないのなら待つしかない。

しかし1.5ヶ月先の納品までに1400GTRに乗ることもあるだろう。トップケースにはパンク修理キットや電動エアポンプ、高速道路上で故障したときに必要な非常点滅灯など、常時携行しなければならないものが入っている。それらのものを純正サイドパニアケースに入れてトップケースを外すこともできるが、運動性(すり抜け性ともいう)がスポイルされるサイドパニアケースは街乗りでは取り付けたくない。そこでロックメカニズムが納品されるまでのつなぎとして、破損したロックメカニズムを補修して使うことにした。

補修方法はロックメカニズムのツメを構成する樹脂パーツの割れてしまった部分をプラスチック溶接機でつなぎ、さらに補強のため、つないだ部分を覆うようにプラスチック板を強力両面テープで貼り付けておいた。破損しているのはこの部分だけではなく、ツメの裏側のヒンジ部分も壊れていたが、取りあえずこの補修でフタをロックすることは可能になったので軽く試走してみたところ、補修した部分が外れることはなかった。そこで新しいロックメカニズムが納品されるまで、この状態で運用することにした。

11月10日に発注したロックメカニズムは39日後の12月19日に納品された。K5ケースを車体から取り外しロックメカニズムを交換することにしたが、もしまたロックメカニズムが破損すれば、もはや補修部品すら手に入らない可能性がある。そこで新しいロックメカニズムのツメの強度が低い樹脂部分を、補修したときと同様にプラスチック板を強力両面テープで貼り付けて補強しておくことにした。これでもまたロックメカニズムが破損するようなことがあれば、それは1400GTRを手放し原二スクーターにでも乗り換えろとのカミのお告げに違いない。


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1400GTR専用エアバルブ 歯付きワッシャー取り付け Oリング取り付け
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自転車用バルブナット取り付け 自転車用バルブナット締め付け 空気圧センサー取り付け

実施日: 2024/12/15
総走行距離: 101,274km

シエンタに取り付けた歯付きワッシャーを使ったエレクトロンディスチャージャーを1400GTRにも取り付けてみることにした。1400GTRには2019年7月に錫メッキ平織銅線を利用したエレクトロンディスチャージャーを取り付けたが、そのときは乗車フィーリングの変化を感じなかった。今回ホイールに取り付けるもので何らかの変化を感じ取れるとよいのだが、長年の飲酒で鈍化してしまった筆者の感受性では期待薄である。材料はシエンタに取り付けたとき調達したステンレス歯付きワッシャーとシリコンゴムOリングが余っていたのでそれを使う。

1400GTRには純正のTPMS空気圧センサーがエアバルブ裏(ホイール内部)に取り付けてある関係で、アルミ製の専用エアバルブが使われている。この専用エアバルブはホイールと接する部分がドーム状に広がっているので、歯付きワッシャーをシエンタと同じ向き(歯がホイール向き)に入れると、ドーム部分に接触してしまう。歯付きワッシャーの歯の部分(放電索)はできるだけ空気中に曝す方がよいとのことなので、シエンタとは逆の向きで歯付きワッシャーをエアバルブに入れることにした。

まず外付けTPMSの空気圧センサーとその緩み止めナットを取り外し、歯付きワッシャーとOリングをエアバルブに入れる。シエンタではこの状態で空気圧センサーと緩み止めナットを取り付けたが、工具箱の中に古い自転車用チューブから取り外したバルブナットがいくつかあったので、それを使って歯付きワッシャーとOリングを軽く固定することにした。これに特段の理由はない。その上から緩み止めナットと空気圧センサーを入れ、緩み止めナットを空気圧センサー側に戻して固定した。

新しいエレクトロンディスチャージャーを取り付けた後、小一時間ほどの試乗に出かけてみたものの、乗り心地に変化は感じ取れなかった。またタイヤの転がり抵抗が減ったような感じもなかった。100円ちょっとの材料費と10数分の取り付け作業で大きな変化を期待するのは虫が良すぎたのかもしれない。


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故障した右側LEDデイライト 中華製LEDユニット前面 中華製LEDユニット背面
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TAKACHI TD4-9-3B ケース穴開け加工 熱伝導両面テープ貼付
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LEDユニット・ケース合体 LEDユニット・ケース合体 LEDデイライト点灯テスト
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LEDユニット2台の消費電流 ケース取り付け時の最高温度 LEDユニット単体の最高温度
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新型LEDデイライト(右) 新型LEDデイライト(右) 新型LEDデイライト(右)
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新型LEDデイライト(右) 新型LEDデイライト(左) 新型LEDデイライト点灯・点滅

実施日: 2024年12月3日
総走行距離: 101,226km

  • 中華製LEDユニット x2【\568】
  • TAKACHI TD4-9-3B アルミダイキャストケース x2【\2,400】
  • エーモン カプラー2極 2810 x2【\408】

先月左側LEDデイライトの3個のLEDのうち2個が正常に点灯しなくなってLEDを取り替えたが、今月に入ってすぐ、今度は右側LEDデイライトのLEDの1個が正常に点灯しなくなっていることがわかった。左右6個のLEDのうち3個がほぼ同時に故障したということは、12年使ったイーグルアイLEDの寿命ということだろう。そういえば12年前にこのLEDを8個入手したとき、そのうち1個が新品にも関わらず故障していたので、そもそも品質があまり良くなかった可能性がある。

イーグルアイLEDのストックはもうないので、このLEDデイライトに暇を出し、新しいLEDデイライトを製作することにした。新しいLEDデイライトにはイーグルアイLEDではなく、4個のLEDが1枚の基板に載ったものが金属ベースに取り付けられているLEDユニットを使ってみることにした。基板の前面は透明の樹脂カバーで覆われていてIPX4の防水仕様が謳われている。LEDの載った基板が金属のベースに接しているので、LEDが発する熱が金属ベースに伝わり放熱されてLEDの長寿命化が期待できる。LEDの発光色が白のものを入手して作業を開始した。

このLEDユニットの背面から出ている赤線と黒線にそれぞれバッテリー電圧(+12V)とGND(-)を接続すればLEDが点灯する。このLEDユニットは常時点灯も含めて18パターンの点灯・点滅動作ができる。黄線にバッテリー電圧を接続して離すと点灯・点滅パターンが順に変わる。電源を切っても最後に選んだ点灯・点滅パターンが記憶されている。筆者はこのLEDユニットを外付けのストロボコントローラーに接続して点灯・点滅をコントロールするので、LEDユニット側の点滅機能は使わない。

このLEDユニットの横幅は86mmなので、幅90mm程度のケースに取り付ければ、1400GTRのサイドミラー下面の横幅サイズに収まる。そこでケースとしてアルミダイキャスト製のTAKACHI TD4-9-3Bを使うことにした。このケースの底面にボール盤で穴を開けLEDユニットを取り付ける。LEDユニットをM4の小ネジとナットでケースに固定するとき、ケースとLEDユニットの間に熱伝導両面テープを挟んで、LEDが発する熱がアルミダイキャストケースに伝わりやすいようにしておいた。

このLEDユニット2台を12Vで点灯させると、消費電流は約520mAだった。暇を出したLEDデイライトに使っていたイーグルアイLEDは6個で約600mAの消費電流だったので、13%程度の出力減となるがデイライトとしての明るさは必要十分といえる。ケースに取り付けたLEDユニットを室温約23℃の環境で点灯し、30分経過したところで非接触温度計を使ってLEDユニット表面の温度を測ると43.4℃だった。同じ条件でLEDユニットを単体で点灯して温度を測ると52.3℃だったので、アルミダイキャストケースによる放熱効果は実際にあることがわかった。

車体から左右のサイドミラーを取り外し、製作したLEDデイライトの取り付け作業を行う。LEDデイライトの取り付け位置を決めたら、既にサイドミラーステー下面に開いている穴に合わせてアルミダイキャストケースに穴を開け、その穴からLEDユニットの電線を出してサイドミラーステー下面の穴に入れ、電線の先端をサイドミラーステー付け根に出しておく。LEDデイライトは両面テープでサイドミラーステー下面に貼り付けて固定した。LEDデイライトの付いたサイドミラーを車体に戻し、電線の先端にコネクターを取り付けて車体側のコネクターと接続し、最後に動作確認を行って作業を完了した。

車体に取り付けた新しいLEDデイライトを点灯してみると、色がこれまでのLEDデイライトよりも黄色味が若干強いものの光量は十分であり、対向車および先行車に自車の存在を認識させる性能は申し分ない。バイクは交差点での右直事故に遭いやすい。どれだけ口の悪い連中にイカ釣り漁船と揶揄われようとも、筆者は自車の被視認性向上に寄与するこのLEDデイライトを消して公道上を走行することはないだろう。


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故障したLED LEDデイライトケース内部 LEDデイライト修理中
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修理後点灯テスト中 LEDデイライト復旧

実施日: 2024年11月16日
総走行距離: 101,147km

2日前の継続検査でヘッドライト検査に合格するためにはかなり光軸を上げる必要があった。この年式の1400GTRはヘッドライト検査をハイビームで行うが、検査に合格した光軸のままでロービームに切り替えると、Bi-LEDプロジェクターヘッドライトが中華製のせいか、カットオフラインが水平より上を向いてしまう。この状態では、信号待ちで前車のすぐ後ろに停車しているときはよいが、信号が青になり前車との車間距離が開くと、前車に映るカットオフラインが上がることになる。以前取り付けていたHIDプロジェクターヘッドライトでも継続検査後にはこのようになった。このままでは他車に迷惑をかけるので、前車との車間距離が開くとカットオフラインが下がるように、信号待ちでインパネの光軸調整ネジを回して光軸を下げる。信号待ちで前車に映るカットオフラインを見ながら光軸調整ネジを回していると、何かしら違和感を覚えた。

よく見るとその違和感の原因は左側のLEDデイライトだった。左側のLEDデイライトの3個のLEDのうち、内側の2個が点いたり消えたりしている。このLEDデイライトは2012年10月に自作してから12年も使い続けているもので、よくぞここまで頑張ってくれたというべきなのか、あるいは他のLEDがまだ普通に点灯しているので、その2個のLEDは根性がないというべきなのか。要するにこのままでは、公道上でウインカー以外の灯火を点滅させている違法なバイクになるのでよろしくない。このLEDデイライトを取り外すか、あるいは使い続けるのであれば修理する必要がある。

LEDデイライトの付いた左バックミラーを車体から取り外して部屋に持ち込み、LEDデイライトを12V電源で点灯させてみたところ、点灯直後は問題ないが30秒ほど経つと2個のイーグルアイLEDが点いたり消えたりすることがわかった。これはLEDの温度上昇で顕在化する故障であり、故障のあるLEDは交換するしかない。そこで同じ形式のイーグルアイLEDの手持ちがないか調べてみたところ、運良く2個見つかった。LEDデイライトから故障した2個のイーグルアイLEDを取り外し、手持ちのものに交換した。念のため10分程度の点灯テストを行い問題がなかったので、左バックミラーを車体に戻し復旧した。


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継続検査費用 1灯式継続検査仕様 再入場2回
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ヘッドライト不合格2回 新しい車検証と検査標章 検査標章貼り付け

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ミシュラン ROAD 6 フロント ミシュラン ROAD 6 フロント ミシュラン ROAD 6 リア
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ミシュラン ROAD 6 リア タイヤ交換費用 転倒防止用木片

実施日: 2024/11/07
総走行距離: 101,056km

8回目(17年)の継続検査も近いので、前後タイヤを新しいものに交換しておくことにした。前回前後タイヤを交換したのは2019年12月だったので、交換インターバルは4年11ヶ月(14,804km)となる。これまで使ってきたブリジストンT31は、まだ5,000kmは走れそうなほど摩耗が少なく、プロファイルもほとんど崩れていなかった。T31の前に使っていたT30よりライフは更に長いと言える。スリップサインも出ていないので、継続検査的には問題はない。しかし装着から約5年も経過すればゴムの劣化も進んでいて、タイヤの溝の底に若干ひび割れが見られる。交換するにはよいタイミングである。余計な工賃を請求されないようにロングリアフェンダーリアハガーを取り外してバイクタイヤ屋に出向いた。

新しいタイヤはブリジストンT32にするつもりだったが、近所のSpeed☆starにアポなしで行ったところ、1400GTR後輪用の190/50ZR17(73W)は在庫しておらず取り寄せとのことだった。筆者的にはタイヤは四輪も含めブリジストン製がよいと思っているが、それほどコダワリのある人間ではないので、違うメーカーのタイヤを履いてみてもよい。そこで在庫があったミシュランの一番新しいツーリングタイヤであるROAD 6を選んでみた。1400GTRをピットに預けSpeed☆star Cafeでコーヒーを飲みながら待っていると、小一時間で作業は完了しメカニックが重たい1400GTRを押してSpeed☆star Cafeの前に届けてくれた。

コーヒー代を支払い、バイクはそのままにしてピットまで歩いて行き、タイヤ交換代金の65,100円(工賃込み・現金割引込み)を支払った。昨今の物価上昇で何でも高くなったが、バイクタイヤも決して例外ではない。およそ5年前にブリジストンT31に52,500円を支払ったときも高くなったと感じたが、今回は更に物価上昇を実感することになった。バイクに戻り帰途に就く。ROAD 6は中立からの倒し込みに抵抗を感じさせる味付けで、ブリジストン製ツーリングタイヤの軽くバンクするヒラヒラ感とはかなり違う。ツーリングでほぼ真っすぐなまま長時間走るタイヤとしての挙動という意味では、これはこれでありといえる。

ROAD 6はタイヤのハイトがT31と比べて高い。タイヤ交換後、最初にバイクに跨ったときにも感じたのだが、ガレージに戻ってきてそれを確信することになった。筆者は1400GTRをガレージに仕舞うとき、サイドスタンドで立てたバイクが地震で倒れないよう、右側スイングアームと地面に間に大きな木片を挟み込んでいる。T31では木片を挟み込む際にバイクを押して地面とスイングアーム下面の距離を広げて挟み込む必要があった。RAOD6ではバイクを押さなくとも、同じ木片が地面とスイングアーム下面にそのまま入る。ROAD 6の後輪タイヤハイトはT31に比べて少なくとも5~10mm程度は高いと考えられる。

取り外しておいたリアロングフェンダーとリアハガーを元どおり取り付けて、タイヤ交換イベントを終了した。

<2024/11/17追記>
総走行距離: 101,178km

このタイヤの皮剥きのため砧の二輪講習会に参加したところ、前述のとおりこのタイヤは中立付近からの倒し込みには若干の抵抗を感じさせる味付けではあるものの、一旦バンクさせるとかなり鼻先がグリグリ内側に入り旋回性がかなり高いことがわかった。そう言えば20年程前、ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードで講習会通いをしていたとき、その頃履いていた初代ミシュラン パイロットロードでなんとか上級を走れていたことを思い出した。もはや筆者の年齢ではそこまで攻めることはできないが、このタイヤは往時のイケイケな時の感覚を思い出させてくれた。


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古いリアブレーキパッド厚み 新しいリアブレーキパッド厚み

実施日: 2024/11/06
総走行距離: 101,052km

リアブレーキフルードを交換中にリアブレーキパッドがかなり摩耗していることに気付いた。継続検査も近いのでリアブレーキパッドを交換しておくことにした。前回リアブレーキパッドを交換したのは2016年11月だったので、交換インターバルは8年0ヶ月(23,854km)となる。リアブレーキパッドを取り外して摩擦材の厚みを測ってみたところ、最薄部で約1.6mmまで摩耗していた。交換するリアブレーキパッドは新品ではなく、2014年09月に新品で取り付けて2016年11月にリアブレーキディスクローターを交換したときまで使っていた中古品(RKエキセル MGEA ALLOY X 868MA-X)である。その摩擦材の厚みを測ってみたところ、最薄部で約3.8mmあったのでしばらくは使えるだろう。交換作業はしつこいほどパッドピンがブレーキパッドの穴に通っていることを確認しながら行った。


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ブレーキ・クラッチフルード フロントブレーキフルード クラッチフルード
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クラッチフルード交換中 クラッチフルード交換中 排出したクラッチフルード
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リアブレーキフルード 黄変したリザーバータンク 排出したリアブレーキフルード

実施日: 2024/11/06
総走行距離: 101,052km

8回目(17年)の継続検査も近いので、ブレーキ・クラッチフルードを交換しておくことにした。前回それらのフルードを交換したのは2022年5月だったので、交換インターバルは2年6ヶ月(8,863km)となる。まずフロントブレーキフルードの状態を確認するためリザーバータンクキャップを開けてみたところ、ブレーキフルードはほとんど黄変していなかった。そこでこのまま交換せずに使い続けることにした。

次にクラッチフルードの状態を確認するためリザーバータンクキャップを開けてみたところ、クラッチフルードは若干黄変していたので交換することにした。エア抜きを省略するためリザーバータンク内の古いフルードを吸い取り、油圧ホース内のフルードは残したままリザーバータンクに新しいフルードを注ぎスレーブシリンダーブリードニップルから古いフルードを抜く。

最後にリアブレーキフルードの状態を確認したところ、かなり黄変していたので交換することにした。クラッチと同様にリザーバータンク内の古いフルードを吸い取り、油圧ホース内のフルードは残したままリザーバータンクに新しいフルードを注ぎリアブレーキキャリパーの2ヶ所のニップルから古いフルードを抜く。排出した古いフルードは最初に状態を確認したときより黄色くないように見えた。リザーバータンクそのものが黄変していたのでフルードがさらに黄色く見えたのかもしれない。


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エーゼット エンジンオイル ユニオン産業 オイルフィルター デイトナ ドレンワッシャ

実施日: 2024/10/14
総走行距離: 101,038km
交換パーツ:

項目 パーツ# 数量
エーゼット エンジンオイル 10W-40 MA2 MEB-012 4ℓ
ユニオン産業 オイルフィルター MC-615 1
デイトナ ドレンワッシャ 75395 1

前回のエンジンオイル交換からちょうど1年経ったのでエンジンオイル交換を行うことにした。前日にエンジンヘッドカバーガスケット交換を行ったので、エンジン内部にコンタミが侵入していることは想像に難くない。エンジンオイル交換にはちょうどいいタイミングである。交換インターバルは12か月(3,970km)となる。エンジンヘッドカバーガスケット交換作業終了後、近所を一回りしてエンジンオイルを暖め、ガレージに戻ってエンジンオイル交換作業を行った。

筆者はエンジンオイル交換時に毎回オイルフィルターを交換することにしている。サービスマニュアルには、オイルフィルターを交換すると、エンジンオイルの注入量は4.4リットルと記載されているが、そこまで入れるとオイル点検窓の上限を超えてしまう。そこで今回の注入量は4.0リットルとしておくことにした。エンジンオイルの銘柄が交換前と同じせいか、新しいエンジンオイルでもエンジンの吹け上がりやシフトフィーリングの変化はないに等しかった。


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バッテリーテスターBT2000 +端子カバー取り外し BT2000本体設置場所
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ホーム画面 CCA画面 クランキングシステム画面
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電圧推移グラフ画面 SoC推移グラフ画面 温度推移グラフ画面

実施日: 2024/10/14
総走行距離: 101,034km

  • Quicklynks BT2000 バッテリーテスター【\3,404】

今の1400GTRのバッテリー(古河電池 FTZ14-BS)は2022年3月に取り付けたもので、ここまで2年7ヶ月の使用期間となる。筆者はこの高価なバッテリーできるだけ長く使いたいので、エルマシステムの鉛バッテリー寿命延命装置エコピュアEX12V NS-12を取り付けてサルフェーションの発生を防ぎ、ガレージではOptimate 6バッテリー充電器でこのバッテリーを常に充電している。この充電器はバッテリーの電圧保持性能状態をLEDで示してくれる。新品時にはそのLEDが示す状態は「最も良い」だったが、今から半年ほど前からそれが一段階下がった。これが実際どの程度の劣化具合なのかを数値的に知るため、四輪車(トヨタ シエンタ)に取り付けたバッテリーテスターBT2000(以下BT2000)を1400GTRにも取り付けてみることにした。

BT2000の取り付けは+-のケーブルをバッテリー端子に直接つなぐだけである。しかしバッテリー+端子には既にかなりの数のケーブルがつながっていて、BT2000の+端子を取り付けるには、端子カバーを取り外さなければならなかった。BT2000本体は温度も測れるのでできるだけバッテリーの近くに取り付けたいが、適当なスペースがなかったのでガソリンタンク上の小物入れ内に取り付けることにした。

Optimate 6バッテリー充電器はメンテナンスモードに入ると、約30分間の充電と約30分間の放置を繰り返す。放置時の電圧は徐々に下がるが、それが次の充電開始直前までに12.70V以上に保たれていれば電圧保持性能状態が「最も良い」と判断するようである。BT2000が取得したバッテリー情報をBluetoothでAndroidスマホに転送し専用アプリ(Battery Master)で見てみると、次の充電開始直前の電圧は12.57V程度まで下がっていることがわかった。従って電圧保持性能状態が「最も良い」とは判断されないのだろう。バッテリー電圧から計算されるSoC(State of Charge、充電状態)もコンスタントに100%を下回る状態(99%~97%)となる。CCAは新品時に398(バッテリー固有の値は230)だったものが340~350程度に低下していたので、バッテリーの劣化は少しだが着実に進んでいるといえる。

トヨタ シエンタではスマホ上のアプリに表示されなかった「クランキングシステム」は、1400GTRでは表示された。これはエンジン始動のためスターターモーターを回すたびに記録されるもののようである。内容としては、スターターモーターを回した時間とスターターモーター作動中に低下するバッテリー電圧の最低値が示される。それに加えてスターターモーターを回す直前から、スターターモーターが回りエンジンが掛かってオルタネーターによる充電が始まるまでのバッテリー電圧変化の推移をグラフ形式で見ることができる。スターターモーターを回すときのバッテリー電圧の低下は、バッテリーの状態(SoCやSoH)が悪化すれば大きくなるので、それらの状態と合わせてバッテリーの寿命を知る手がかりになるだろう。

BT2000を取り付けておけば、バッテリーを車体から取り出すことなくバッテリーの状態を把握できるのは大変便利である。


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新デンソースパークプラグ IU27 旧デンソースパークプラグ IU27  

実施日: 2024/10/13
総走行距離: 101,034km
交換パーツ:

項目 パーツ# 数量
デンソー スパークプラグ イリジウムパワー IU27 067700-9280 4

エンジンヘッドカバーガスケット交換時にサブフレームを外したので、ついでにスパークプラグを新しいものに交換しておくことにした。前回の交換は2016年2月(76,186km)だったので、交換インターバルは8年8か月(24,848km)となる。古いスパークプラグを取り外し、かなり前に調達しておいたデンソーのイリジウムパワー IU27を取り付けた。エンジンヘッドカバーガスケット交換中のエンジンヘッドカバーが外れている間に作業を行ったので、エンジンヘッドカバーが付いている時に比べ、モノコックフレームとエンジンヘッドとのクリアランスが若干広く、作業は少しだけやりやすかった。


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エンジンヘッドカバーガスケット プラグホールガスケット/ヘッドカバーワッシャ リードバルブ/カムポジションセンサーグロメット
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二次エア供給装置エアホース カムポジションセンサーOリング シリコーン系シール剤
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フレーム/二次エア供給装置/スティックコイル エンジンオイル漏れ状態 エンジンオイル漏れ状態
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エアスイッチンバルブ点検 新旧リードバルブ エンジンヘッドカバーリードバルブベッド
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新旧IN側カムポジションセンサーグロメット 新旧ヘッドカバーワッシャ 作業終了無事復旧

実施日: 2024/10/13
総走行距離: 101,034km
交換パーツ:

項目 パーツ# 数量
GASKET,HEAD COVER(ヘッドカバーガスケット) 11061-0263 1
GASKET,HEAD HOLE(プラグホールガスケット) 11061-0977 4
RING-O(ヘッドカバーワッシャ) 92055-0143 7
VALVE-ASSY-LEED(リードバルブ) 12021-1130 2
GROMMET(カムポジションセンサーグロメット) 92071-0028 1
RING-O(カムポジションセンサーOリング) 92055-1639 1
TUBE, REED VALVE-ASV(左リードバルブホース) 92192-0376 1
TUBE, ASV-FRAME(エアクリーナーホース) 92192-0399 1
TUBE, ASV CAP(右リードバルブホース) 92192-0408 1
スリーボンド 一液常温硬化型シリコーン系シール剤 1211F 1

2019年12月(86,270km)にエンジンからのエンジンオイル漏れを修理するため、エンジンヘッドカバーガスケットを交換した。この作業から3年程はエンジンオイルが漏れることはなかったが、それ以降は再び漏れ出していた。エンジンオイルが漏れているのは、エンジン左前部分のエンジンヘッドカバーガスケットからで、これまでのエンジンオイル漏れと同じ場所である。特にここ1年ほどはエンジンオイル漏れの程度がひどくなり、駐車している間にエンジンオイルがエキパイに垂れてエンジン始動時に煙が上がるようになっていた。約一か月後には8回目(17年)の継続検査が控えていることもあり、再度エンジンヘッドカバーガスケットの交換を行っておくことにした。交換インターバルは4年10か月(14,764km)となり距離的にはかなり短い。

エンジンヘッドカバーガスケットの交換はエンジンヘッドカバーを取り外す必要がある。エンジンヘッドカバーを取り外すには、事前にカウリングだけでなくサブフレームやエンジンブラケット、カウリングステーやヒートガード、エンジンヘッドカバー上のコネクター類など、かなりの数のパーツを取り外さなければならない。これを行うには気力を充実させ、かなりの覚悟を持って作業に取り掛かる必要がある。今回新しいエンジンヘッドカバーガスケットを取り付ける際に、長期的にエンジンオイル漏れが起きないことを期待して、エンジン左前部分のエンジンヘッドカバーガスケットの上下にシリコーン系シール剤を塗布してみた。これはサービスマニュアルには記載されていない手順となる。

今回の作業でいくつかのゴム製のシール類を交換したが、カムポジションセンサーのOリングも交換することを予定していた。カムポジションセンサーはIN側カム用とEX側カム用の2つがあり、両方ともOリングを交換するつもりだったが、EX側カム用のカムポジションセンサーがなぜか外れなかったのでOリングは交換できず、IN側カム用のみ交換した。また作業のついでにエキパイ取り付けナットを増し締めしたところ、明らかに緩んでいるナットはなかったが、8個中7個のナットが増し締めできた。振動でナットが緩んだのか、あるいはエキゾーストガスケットが痩せたのかはわからなかったが、二輪車定期点検記録簿にその項目があるように、やはりエキパイ取り付けナットは定期的に点検した方がよいだろう。

今回のエンジンヘッドカバーガスケット交換作業と同時に、エンジンヘッドカバーに取り付けてある二次エア供給装置のリードバルブとエアホースを新しいものに交換しておいた。二次エア供給装置は、主にエンジン低負荷・低回転(アイドルを含む)時に、エアクリーナーを通った空気を排気ポートに供給して排気ガスに含まれるHC・COを再燃焼させ、それらの値を下げる。継続検査での排気ガス試験はアイドル回転でHC・CO濃度を測るので、1400GTRで排気ガス試験に合格するためには二次エア供給装置が正しくはたらいている必要がある。

リードバルブはそのエア供給路中に置かれ、排気ガスが排気ポートからエアクリーナー側へ逆流することを防いでいる。またエア供給路中には電磁式のエアスイッチングバルブがあり、ECUの制御により最適なタイミングで排気ポートにエアを供給する。今回エアスイッチンバルブを取り外して点検(電気抵抗値とバルブ開閉動作)を行ったところ正常に機能することが確認できた。

老化した筆者の集中力が下がったせいか、朝9時過ぎから始めた作業は日没までに終わらず、翌日に持ち越しとなった。翌日の午前中に残りの作業を終えて試運転に出かけてみた。特に作業前と変わったような感じはなく、またすぐにエンジンオイルが漏れてくることもなかったので、当面この状態で様子を見ることにした。


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冷却水LOWレベル HIGHレベルまで補充 ロングライフクーラント
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冷却水MEDIUMレベル 再度HIGHレベルまで補充  
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冷却水漏れ部分 冷却水の滲み 悲し気なイヌ

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ガソリンタンクキャップ取り外し 堆積したホコリ ホコリ清掃後
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オーバーホール中 オーバーホール中 オーバーホール中
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オーバーホール完了 オーバーホール完了 ガソリンタンクキャップ取り付け

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KTELノイズレスマイク 断線したケーブル 無事復旧

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インサートコイル加工キット 壊れたM5メネジ メネジ穴拡張(Φ5.2mm)
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インサートコイル用タップ立て インサートコイル挿入中 インサートコイル挿入完了
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M5ボルト挿入 M5ボルト挿入 インサートコイル加工完了

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DENALIランプステー ランプステー板厚 ランプステー取り付け
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ランプステー取り付け ランプステー取り付け ランプステー取り付け
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LEDドライビングランプ取り付け LEDドライビングランプ取り付け LEDドライビングランプ取り付け
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LEDドライビングランプ取り付け イエロー点灯状態 ホワイト点灯状態

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3.5mmステレオケーブル ケーブル劣化部分 Bluetoothヘッドセット

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タンクカバー裏面 粉状に剥がれ落ちたスポンジ 粉状に剥がれ落ちたスポンジ
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タンクパッド タンクパッド タンクパッド
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ケーブルクリップ タッチペンホルダー 小物入れカバー縁トリム

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新型PDA内容物 パイプクランプ形式スタンド オープニング画面
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設定画面1(中国語) 設定画面1(英語) 設定画面1(日本語)
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設定画面2(中国語) 設定画面2(英語) 設定画面2(日本語)
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DC-DC変換による発熱 BTオーディオレシーバー PDA/GPSアンテナ取り付け
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フロントカメラ リアカメラ 前後タイヤ空気圧センサー
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ライダー視点 ホーム画面(GPSアンテナなし) ホーム画面(GPSアンテナあり)
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フロントカメラリアルタイム映像 リアカメラリアルタイム映像 フロント+リアカメラリアルタイム映像
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PDAリセットスイッチ PDAリセットスイッチ裏側 PDAリセットスイッチ給電側
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